なぜ大事!?兵庫県公立高校入試のための内申点
○そもそも内申点って何?
内申点とは簡単に言うと通知表の5段階評価の点数です。兵庫県の公立高校入試では、内申点250点・当日点(いわゆる入試)250点の合計500点満点での合格判定となります。
○なぜ内申点が大事なの?
上述のように、兵庫県では内申点と当日点の比率が50:50で、全国的に内申点の比率が高くなっています。これだけでも内申点の重要度が高いとわかりますがそれだけではありません。
当日点はその日の問題や自身の体調によって不安定な部分がありますが、内申点は当日の試験の影響なしに確定されるため、内申点が高い生徒は大きなアドバンテージをもって入試に臨むことができます。そのため精神的にも落ち着いた状態に入試を迎えることができるでしょう。その逆はいうまでもないですね。
結果としてある学校を受検しようと思ったら、最低でも○○点の内申点が必要!となってくるのです。
○内申点はどのように計算するの?
英数国理社の5教科は通知表×4で、音楽、体育、美術、技術家庭の副教科は通知表×7.5の合計250点です。
わかりやすい基準としてオール3で150点、オール4で200点になりまる。3が多いのか、4が多いのか、ほぼ5に近いのかで大体の内申点はわかります。
さらに具体的に計算しようという方は以下を御覧ください。
例えば通知表が数学4 英語3 国語4 理科4 社会4 音楽4 技家5 体育4 美術3 だとします。
英数国理社合計 19点×4 =76点
副教科合計 16点×7.5 =120点
この生徒内申点は196点となります。
申点はどうしたら上がるの?
内申点で重要なことは「授業態度」「提出物」「試験の点数」です。
授業態度がよくても提出物が出されていないと評価は上がりませんし、どんなに試験の点数が高くても授業態度が悪く、提出物が出されていないと3のままということもあります。
特に試験については通われている中学校に合わせた対策をとることが重要となってきます。
◯まとめ
入試では当日何が起こるかわからない怖さがあります。そのために入試本番前に点数を確定できる内申点を高めることが兵庫県の公立高校合格のための一番の対策となります。内申点は短期間がすぐにすべての教科を上がることができるものではありませんが、年単位で目標を立て、実現に向けてこつこつ努力すれば上げることができます。そのような生徒をこれまでみてきました。ぜひぜひ中3の最後になって後悔しないように早めに入試へのスタートを切ってほしいと思います。