兵庫県公立高校入試の概要
兵庫県の公立高校入試は
内申点(250点)+学力検査(250点)=総合点(500点)
で判定されます。
兵庫県は内申点の比率が全国的にも高く、50%を占めています。
これはどういうことかというと、当日の大逆転は起きにくいということです。中1、中2、中3とコツコツ頑張っていた生徒が圧倒的に有利な方式です。
内申点によって、どこの高校を受検できるか(合格しそうか)が見えているので、中3の1学期の時点での内申点を基準に高校選びも進められることになります。中学校の進路指導も内申点をもとに会話していくので、内申点が足りていない場合は希望する高校への出願をしないように進めてくる先生もいます。
逆に内申点が高めであれば、万が一、当日の試験で多少点が足りなかったとしても、安心です。
内申点の入試時の得点換算の方法は
英数国理社の5段階評価の合計 × 4.0
実技系教科の5段階評価の合計 × 7.5
です。
例えば全教科3(いわゆるオール3)であれば
評価 3 × 5教科 × 4.0 = 60
評価 3 × 4教科 × 7.5 = 90
の内申点150点ということになります。
※技術・家庭はセットの評価です。
この計算式で、入試の前に自分が何点をもっているのか確認することができます。